院長プロフィール

私は大阪府富田林市　金剛で腰痛専門の一人整体院をしています、船橋昇平（ふなはししょうへい）と申します。

私という人間が今、どうして整体師をして、どんな思いで施術を行っているのかを知っていただければと思います。

4人兄弟の末っ子長男です。

初芝生まれの富田林育ちです。

幼少期はあまり特技もなく、勉強もスポーツも苦手でした。

勉強もスポーツも苦手だったので、コンプレックスの塊で内気な性格でした。

そのせいか小学生の時はいじめられたこともあり、いつも姉が助けてくれていました。

姉がすごく活発で目立っていたので、学校で姉と比較されることが多く、学校に行くのがすごく嫌でした…

言いたいこともハッキリ言えない幼少期でした。

そんな僕も中学から始めた水泳が一つの転機でした。

泳ぐ才能はあったみたいで、どんどん上達し、はじめてスポーツに打ち込みました。

遅咲きでしたが、市の水泳大会で優勝するほどになり、この時に初めて努力が報われることの嬉しさを感じました。

そこから体を動かすことや鍛えることの楽しさを覚えて、バーベルや鉄アレイを買い込んで、自宅でトレーニングもして体を鍛えていきました。　　

ウエイトトレーニングに興味を持ったことが人の体に興味を持ち、今、整体師になるキッカケになったのかもしれません。

水泳は高校でやめてしまいましたが、その分ますますウエイトトレーニングに打ち込むようになりました。

でも、まだ性格は内気で引っ込み思案でした(笑）

高校を卒業後、父親に言われるままに、なんとなく英会話の専門学校に行きながら、短大の通信教育をして、4年生大学に編入しました。

要するに将来、何がしたいということがありませんでした。

大学に行ってもウエイトトレーニグを続けていた私に転機がありました。

スポーツクラブでアルバイトを始めたことでした。

ウエイトトレーニングが好きで始めたインストラクターの仕事が楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

気の合う仲間もたくさんできました。

内気な自分が人前に立ってレッスンをするなんて想像もできませんでした(笑）

この時に自分が変わるキッカケになったのが当時のマネージャーでした。

面接で言われたことが…

「君、モハメドに似ているね。いいもの持っているよ」

僕は「えっ」って感じでしたが、これがきっかけで人前に出ることと、たくさんの人達と話ができるようになりました。

マネージャーとの出会いが自分が変わる最初のキッカケになりました。

インストラクターの仕事が楽しかった私は大学卒業後もインストラクターを続けていました。

仕事は楽しかったのですが、人の健康に関わるだけでなく、もっと深い悩み…

痛みなどの体の不調を治すことができるようになりたいと思うようになりました。

そして出会ったのが理学療法士でした。

私が診察で病院に行った時に、たまたまリハビリテーション室の前を通りました。

その時に患者様が担当の理学療法士に「先生のおかげです。ここまで歩けるようになりました。ありがとうございました。」とお礼を言っているのを見て衝撃が走りました。

人の体を治すことができる仕事が自分にもできるかもしれないと思ったんです。

そこから猛勉強して24歳で理学療法士の養成校に入学し、3年後に理学療法士として病院で働き始めました。

12年間、院内のリハビリと訪問リハビリを経験しました。

リハビリテーション科では主任になり、リハビリの腕も上がり、周囲から認められるようになって、「自分もだいぶんできるようになってきたな」と思っていました。

この頃はもう内気な性格ではなかったです(笑）

しかし、まだまだ悩みはありました…

整形外科の病院でしたので、腰痛のリハビリをすることが多く、腰痛やシビレについて勉強をしていました。

でも…

「腰痛を治せない人がまだまだいる…」

もっとリハビリの腕を上げるために毎週日曜日はセミナーに参加していました。

そんな中である人に出会います。

その人はセミナーの主催者で作業療法士の先生でした。

当時、作業療法士では珍しく整体院を開業している先生でした。

カイロプラクティックや新旧などの東洋医学にも精通している先生でした。

当時、僕はカイロや東洋医学を胡散臭いと思っていました(笑）

でも先生は当時の僕が知らないような治療技術を持っていました。

雰囲気もカッコよく、何にも縛られていない感じでした（笑）

病院勤務の僕にはすごくまぶしい感じでした。

その先生に言われたこと…

先生：「船橋さんは理学療法をどう思っているんですか？」

私：「理学療法が一番だと思います」

先生：「船橋さんが理学療法ですべて治せるんだったらいいですが、そうじゃなかったら違うと思いますよ」

私：「えっ…」

先生：「患者様にとっては理学療法でもマッサージでも治ったら何でもいいんですよ。」

「理学療法で治せないんだったらもっと広い視野を持って勉強してみて下さい。」

「理学療法が一番だと思って治せない患者様がいるのなら、結局は自分のことしか考えていないんですよ」

私：「…」

衝撃が走りました。

そんな風に考えたことがありませんでした。

理学療法が一番だと思っていたので、「どうしてこの患者様は治らないんだろう？」と患者様のせいにしていたかもしれません…

ここから再出発です。

先生のもとで施術のこと、治療家としての考え方を学びました。

先生からよく言われたこと…

「相手のことを本気になって考えなさい。相手がどうなったら幸せになるのかを考えたらやるべきことが分かるから」

病院では主任になって、患者様や利用者様にそれなりに感謝されていました。

天狗になっていたんですね…

まだまだ人としても治療家としても未熟だと気付きました。

そこから本気で患者様や利用者様だどうなったら幸せになるのかを考えて施術するようになりました。

リハビリではなく治療としての施術を深く知るようになるとある葛藤が出てきました。

「保険内のリハビリでは時間も短くて、自分のやりたい施術ができない」

だったら自分でやるしかない！

自分のやりたい施術がしたい、もっと腰痛で困っている人を幸せにしたいという思いで、病院を退職し、整体院を開業しました。

当時、私はちょっと自信がありました(笑）

しかし、経営に関してはシロウト同然で、売り上げは上がらず、月々の経費を払うだけで精一杯でした。

日々の不安からろくに寝ることができず、体もボロボロになってきて、気持ちに余裕がありませんでした。

気持ちに余裕がなくなると施術も上手くいかなくなります。

「腰痛で困っている方を幸せにするために開業したのに全然できない…」

「それどころが失望させてしまっている…」

もう辞めた方がいいのかな、向いていないのかなと思うようになっていました。

もう整体院をやめようかと思いましたが、これを最後にと思い、先生に会いに行きました。

無理を言ってマンツーマンで経営について学びました。

いろいろと叱咤激励を受けました。

でも、先生に言われたこと…

「患者様がどうなったら幸せにできるのかを考えてあげて下さいね。」

先生に最初に会った時に言われた言葉です。

開業して上手く行かず、気持ちに余裕がなくなってきている中で忘れかけていました…

患者様を幸せにするどころか、自分に自信がなくなっていて、自分の可能性も否定していました…

でも、先生が言ってくれました

「船橋さんは素直に頑張れるから大丈夫ですよ」

すごく嬉しかったです。

そこから仕事だけでなく、日所生活から相手の立場になって考え、どうすれば喜んでいただけるかを意識するようになりました。

経営や心理学も学びました。

治療技術の勉強もし直しました。

そして、徐々に整体院の経営が上手く行きはじめました。

今では腰痛でお悩みの方が通い続け、大切な家族や友人をご紹介していただけるようになりました。

「先生に本当に感謝しています」

「先生のおかげで前向きになれました」

「先生と出会えてよかった」

嬉しいお言葉をいただいています。

自分の気持ちに余裕ができると、人に喜んでもらえるのってしあわせなことだと分かります。

患者様が幸せになると自分も幸せになるんですね。

みんなで幸せ合えたら最高ですね。

勉強もスポーツも苦手で自分のやりたいことが見つからなくて…

それでも人の健康に貢献できる仕事がしたくて理学療法士になり、整体院を開業し、失敗しました。

先生が言ってくれた

「患者様どうなったら幸せにできるのかを考えてあげて下さいね」

これができればみんな幸せになれるんですね。

いつかあなたと幸せ合える時が来るのを楽しみにしています。

長い私のプロフィールを読んでいただいて本当にありがとございました。